島根大好き・松江 大好きなメガネ店
出雲の国の認定眼鏡士、メガネ屋「長谷川」(松江市)です!
強度近視のお客様にご注文いただきました。
先日、仕事など「オン」モードのメガネを作製いただき、
今回は、休日などの、主にプライベートの「オフ」モード用です。
お選びいただいたのは、鯖江にある「谷口眼鏡」さんの「ターニングステップ」
谷口眼鏡さんには、以前、工房を見学させてもらい個人的にも、とても思い入れがあります。
その時のブログはコチラ↓
谷口眼鏡・見学のブログ
メガネをお作りいただくお客様の度数は、-10.00を超える強度近視です。
近視レンズのフォルムは、ざっくりこんな感じ
レンズの中心は薄く、両端は非常に厚くなっています。
度数が強いとレンズが厚くなるのは避けられません。
そこで、
どのようするとレンズを薄くできるのか?
を考えることになります。
一般ユーザー様は、「薄いレンズを選ぶ」が真っ先に頭に浮かぶと思います。
それも間違いではありません。
効果が大きい順位に考えると、優先的に考えるべきは
「両眼の距離」⇔「メガネのサイズ」のバランスです!
まず、
玉型(レンズ幅)とブリッジ幅の知識を~↓
そして、
例えば、このようなフォルムのメガネがあるとします。
(図が小さくなるよう、細長いメガネにしました)
同じようなメガネでも、
玉型(幅)サイズが小さいと、レンズの中心付近を削るので、薄く仕上がります。
(レンズ厚み=赤線)
逆に、
玉型(幅)サイズが大きいと、レンズ外側を削るので、ぶ厚く仕上がります。
(レンズ厚み=赤線)
ここまでは、割と理解しやすいと思います。
最後に、
aと同じ玉型(幅)サイズのメガネですが、
ブリッジが広い為に、全体幅は、aより広いメガネはどうなるでしょう。。。
玉型がaと同じで、小さいのに、
玉型の外端は、眼より、かなり外側にあるのが分かるでしょうか?
そのため、
削り出すレンズの外側は、aよりもかなり厚くなっています。
比較しやすいように、
aとcを並べて表示 ↓ ↓ してみますね。
どちらも、同じ玉型(レンズ幅)サイズです。
レンズ外側の厚み(赤線)は、cの方がかなり厚くなっています。
aの約2倍ですね。
と、いうように、
玉型(レンズ幅)が同一でも、
メガネと、両目の距離(瞳孔間距離)
この2つのバランス(位置関係)がレンズ厚みに大きく影響します。
今回のメガネ作成事例に戻りましょう。
入荷した丸生地は、とても厚いです。
このターニングステップは、「玉型46mm」□「ブリッジ22mm」
(全体幅:68mm)
(素材のわずかな縮みや個体差の誤差により、実際は66.50mm位でした)
PDは66.50mm
レンズ中心と、眼が一致したバランス感
前半で説明した(a)の状態です。
なので、
「レンズ中心」から「外側までの距離」
つまり、
玉型の半分の距離の所のレンズ厚みです。
結果、こんなに薄くなります。
メガネフレームの厚みが4mm弱のため、レンズ厚の半分以上が隠れます。
そのため、最終的な外観は以下のように~
右レンズ
左レンズ
もっと小さい玉型ですと、さらに薄くできますが、
デザインが気にいるか否かも、とても大事です!
オフモード用のメガネですし、
ファッション性もしっかり考えた上でのチョイスです。
上から見てみましょう。
メガネフレーム後ろに、必要以上にレンズが出っ張らないように、
メガネの前面と、レンズ前面をピッタリ合わせるように、加工しました。
これが唯一の正解というわけではなく、
0.1mm~0.2mm位、レンズを奥に引っ込めた方が、斜めから見たときに、
すっきり感があるかもしれない、などと、常に考えをめぐらせています。
だから加工に要する時間が長い (汗)
必然的に加工後のメガネを見て、ニヤニヤしたりする事があります(笑
そして、狙った通り、キレイに仕上がると非常に嬉しい~!
お客様も喜んでいただけることが、最終的な目標!!
今回も、掲載のご快諾をくださり、ありがとうございました!
谷口眼鏡さんは、工房見学もさせてもらい、掛け心地が抜群なので、
当店での品揃えも非常に豊富です。
上位ブランドの「ターニング」は、テンプルの前方部分は「βチタン」、
後方は、フィッティング重視の「純チタン」を使用するという、
「ジョイントチタン」を採用しているので、一層、しなやかな掛け心地です。
ターニングの丁寧な職人技を、ぜひ、知っていただきたいです(*^^*)
ブログ応援してくださ~~い(^◇^)
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■長谷川時計店はFacebook(フェイスブック)も運営しております。
メガネFBページ→ https://www.facebook.com/hasegawa.megane
店舗全般FBページ→ https://www.facebook.com/matsue.dandan.sp
素早く投稿できるFacebookでは、ブログでは掲載しない情報も投稿いたします
いいね!をクリックして最新情報をゲットしてください( '∇^*)^☆
■実店舗のご案内(公式ホームページ)
https://www.hasegawa-watches.jp/
山陰(島根県/松江市/出雲市/安来市/大田市/浜田市、鳥取県/米子市/鳥取市/境港市/倉吉市)
のみなさま、松江にいらした際は、のぞいて見て下さいね。
※実店舗の営業日時
営業時間:10:00~18:00
定休日: 第1・第3 日曜日 最終水曜日
その他、年末年始をはじめ数日休業を頂く事がございます。
また、展示会・仕入れ・講習などで、休業させて頂く場合ございます。
購入等のご要望で、時間外にご来店されたい場合など、
事前にご連絡頂けましたら、できる限り対応させて頂きますので、ご相談下さい。
【注意】
営業日・時間については変更する場合がございますので、
最新のブログ記事でご確認お願いいたしますm(_ _)m
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メガネ 時計 宝飾 長谷川時計店
〒690-0887
島根県松江市殿町67-2
TEL/FAX:0852-21-6019
認定眼鏡士:長谷川純一
大きな地図で見る
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近視レンズのフォルムは、ざっくりこんな感じ
レンズの中心は薄く、両端は非常に厚くなっています。
度数が強いとレンズが厚くなるのは避けられません。
そこで、
どのようするとレンズを薄くできるのか?
を考えることになります。
一般ユーザー様は、「薄いレンズを選ぶ」が真っ先に頭に浮かぶと思います。
それも間違いではありません。
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まず、
玉型(レンズ幅)とブリッジ幅の知識を~↓
そして、
例えば、このようなフォルムのメガネがあるとします。
(図が小さくなるよう、細長いメガネにしました)
同じようなメガネでも、
玉型(幅)サイズが小さいと、レンズの中心付近を削るので、薄く仕上がります。
(レンズ厚み=赤線)
逆に、
玉型(幅)サイズが大きいと、レンズ外側を削るので、ぶ厚く仕上がります。
(レンズ厚み=赤線)
ここまでは、割と理解しやすいと思います。
最後に、
aと同じ玉型(幅)サイズのメガネですが、
ブリッジが広い為に、全体幅は、aより広いメガネはどうなるでしょう。。。
玉型がaと同じで、小さいのに、
玉型の外端は、眼より、かなり外側にあるのが分かるでしょうか?
そのため、
削り出すレンズの外側は、aよりもかなり厚くなっています。
比較しやすいように、
aとcを並べて表示 ↓ ↓ してみますね。
どちらも、同じ玉型(レンズ幅)サイズです。
レンズ外側の厚み(赤線)は、cの方がかなり厚くなっています。
aの約2倍ですね。
と、いうように、
玉型(レンズ幅)が同一でも、
メガネと、両目の距離(瞳孔間距離)
この2つのバランス(位置関係)がレンズ厚みに大きく影響します。
今回のメガネ作成事例に戻りましょう。
入荷した丸生地は、とても厚いです。
このターニングステップは、「玉型46mm」□「ブリッジ22mm」
(全体幅:68mm)
(素材のわずかな縮みや個体差の誤差により、実際は66.50mm位でした)
PDは66.50mm
レンズ中心と、眼が一致したバランス感
前半で説明した(a)の状態です。
なので、
「レンズ中心」から「外側までの距離」
つまり、
玉型の半分の距離の所のレンズ厚みです。
結果、こんなに薄くなります。
メガネフレームの厚みが4mm弱のため、レンズ厚の半分以上が隠れます。
そのため、最終的な外観は以下のように~
右レンズ
左レンズ
もっと小さい玉型ですと、さらに薄くできますが、
デザインが気にいるか否かも、とても大事です!
オフモード用のメガネですし、
ファッション性もしっかり考えた上でのチョイスです。
上から見てみましょう。
メガネフレーム後ろに、必要以上にレンズが出っ張らないように、
メガネの前面と、レンズ前面をピッタリ合わせるように、加工しました。
これが唯一の正解というわけではなく、
0.1mm~0.2mm位、レンズを奥に引っ込めた方が、斜めから見たときに、
すっきり感があるかもしれない、などと、常に考えをめぐらせています。
だから加工に要する時間が長い (汗)
必然的に加工後のメガネを見て、ニヤニヤしたりする事があります(笑
そして、狙った通り、キレイに仕上がると非常に嬉しい~!
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上位ブランドの「ターニング」は、テンプルの前方部分は「βチタン」、
後方は、フィッティング重視の「純チタン」を使用するという、
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