島根大好き・松江大好き♪
出雲の国の認定眼鏡士、メガネ屋「長谷川」です!




5月の鯖江出張のブログ第3弾書きます!

■第1弾→ http://h-eye.info/archives/28362896.html
■第2弾→ http://h-eye.info/archives/28895817.html


前回の浜本テクニカルさんの工場をあとにし、車で2カ所目の訪問地へ向かいます。
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ちょと移動するだけで、すぐにメガネ関連の会社を目にします。
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のどかな風景
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と思うのもつかの間


こちらにもメガネの会社
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そんな鯖江の町を走りながら、目的地へ到着!
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メガネ製造メーカー「谷口眼鏡」さんの工場です。


メガネ製造のみする下請けのメーカーでしたが、
その高い技術とノウハウを生かし、
1996年よりオリジナルブランド「Turning(ターニング)」を立ち上げています。


セカンドラインのプラマティックとともに、長谷川時計店で取扱っていますよ。




谷口眼鏡さんは、プラ枠、いわゆる「セルフレーム」を造るのに秀でているメーカーさんです。



その工場内に入り、さっそくメガネ製造工程の説明をしてもらいます。


これは、生地から出来上がるまでの各工程時のフレーム形状を並べているところ
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生地って、元はもっと大きいサイズなんです。


こんな感じでまっさらな生地が保管され
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こんなのや
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こんなのや
(これは、有名なイタリアのマツケリーの生地)
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そして、生産を委託されているブランドの生地も
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生地に「梨花」と書かれていますねぇ~^^


まぁ、こんなふうに、いろいろな生地メーカーやサイズや柄の
生地がたくさんあるわけです。



え~と。。。


前回に続き、写真数と、製造工程等が、あまりにも多いので、

説明等、割愛させていただきます(^_^;)



全体の流れは、谷口眼鏡さんのHPにありますので、
こちら↓をご覧くださいね。
http://www.turning-opt.com/seizoukoutei/seizoukoutei.html


以下、製造工程とは順序が異なりますが、ご了承下さい。


これはバレル
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バレルにチップと呼ばれるものを入れ、フレームを磨きます
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バレル研磨といっても、、粗ガラ→中間ガラ→仕上げガラと、3つの工程があります。


それぞれの工程で使うチップが、形状や素材、大きさなど異なります。


このチップがキモで、メーカーのこだわりがあるのだそうです。

谷口眼鏡さんでは、このチップ、非常にこだわっている関係上、
企業秘密!

見せてはくれましたが、撮影禁止です!



そうそう、帰り際に、この大事なチップをちょっともらいましたので、
興味ある方は、長谷川時計店にきてもらえれば、お見せしますよ(*^^*)




あとは、サササ~~っと


丁番埋め込み
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丁番を挟んで電気で熱して埋め込みます。

実際にはもう少し複雑かつ繊細な作業です。




カシメ
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鋲(びょう)を入れる穴を開け、鋲を入れて仮止め。

振動で埋め込んでカシメます。





合口カットの作業
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メガネの「前枠(前面)」と、「テンプル(耳にかかる長細いパーツ)」
が合わさる箇所の部位を合口と言います。

テンプルは大まかにカットされている状態で、前枠に取り付けられ、
ここで最終カットを行います。


微妙なさじ加減で、テンプルの開きも決まってくる大事な作業です。



あれ、これは何だったけな…(笑)
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バフの風景
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これはドロバフといって、通常のバフよりもより多く削れます。

難易度も高いです。



女性の方もバフがけされています
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バフには縫い目がありますが、そのピッチが狭い方が硬いです。


工場内の風景
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女性の方も多かったですねぇ
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これは、技術のある職人さんがヤスリがけをする時に使う作業台
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同一のものでも、職人さんの使い勝手や、利き腕によっても
その形状は異なります。
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一人ひとり、自分のヤスリがけの「スリ板」を持っているんですよ♪



品番やカラー番号などのプリント
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刻印! 「sabae」
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2Fには、谷口眼鏡さんのオリジナルフレームがディスプレイされていま~す☆彡
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谷口眼鏡さん正面ウインドウ内にあるオブジェ
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これは、プラ枠の素材、アセテートで造ってあるので、
暑くなると、しおれてくるようです。

今頃、毎日のように、このオブジェを手直ししてるんだろうなぁ~(笑)


最後に、今回お世話になった営業の中村さんをパシャリ /■\_・) カメラ
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僕一人だけなのに、とっても親切丁寧に工場を案内してくださって、
本当にありがとうございました(≧∇≦)ノ


メタルは製造工程数が多いけど、機械によるところも大きい。

谷口眼鏡さんが得意とするプラは、人の手による作業、

手や目の感覚やセンスによるところが大きいです。



プラの職人というのは、そういう要素が必要!!!


その技術やノウハウの継承も問題となっているようですが、

谷口眼鏡さんでは、若い世代からまんべんなく、人材をそろえ、

継承を可能にする環境にも、力を入れていました。


う~~ん、またまた、メガネ製造の大変さを再認識いたしました~



谷口眼鏡さん、中村さん、本当にありがとうございました~~!


もっと、たくさん注文できるよう頑張りま~すO(≧∇≦)O






次回の鯖江出張ブログは、翌日の手作りメガネ~(≧∇≦)ノ

あ、この後、夜の秋吉(やきとり屋)を、ちょこっと挟もうかな(笑)




「ヤスリの作業台も、職人によって形状違うんだー!」
「バレル研磨のチップが見てみた~い♪」
「中村さん、すてき~~o(*^▽^*)o~♪」





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認定眼鏡士:長谷川純一


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